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2022.10.13

住宅ローンの基礎知識⑦ 住宅ローン控除とは。制度の概要や適用条件を解説します!

こんにちは、フィオレハウスシリーズ販売窓口の「たかちゃん」こと高岡です。

新しく家を購入するときの、税金の優遇制度で耳にする住宅ローン控除。
税金がお得になるのは理解できるものの、詳しい条件はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
しかし家を建てるタイミングや、借りるローンの金額などによって控除される額が変わるため、注意が必要です。

そこで今回は、マイホームを検討している方に向けて、住宅ローン控除とはどんな制度か、適用される条件についてわかりやすく解説します。

●住宅ローン控除とは

住宅ローン控除とは、2025年の年末までに家を購入すると適用される減税措置です。
年末時点での住宅ローン残高の0.7%が、所得税と住民税から13年間控除されます。

●入居時期と借入限度額

住宅ローン減税の対象になる借入の限度額は、入居時期や住宅の環境性能等によって下の表のように変わります。

この限度額以上に住宅ローンを借りていても、超える部分は控除対象になりません。
そのため借入額が多い方ほど、早めに家を建てた方が多くの控除を受けられることになります。
ただし控除されるのは、あくまで納税している所得税と住民税の額までです。
例え借入額が多くても、納めている税額以上は控除されない点には注意しましょう。

●住宅の環境性能等とは

借入限度額は住宅の環境性能等によって4つに分けられ、性能が高いほど借入限度額が多くなっています。
ここではそれぞれの環境性能の概要をお伝えします。

・長期優良住宅
長期優良住宅とは長く住めるような家づくりを行い、さらに耐久性の高い設備を使った住宅のことです。

・低炭素住宅
低炭素住宅は太陽光発電など再生可能エネルギー設備を備え、さらに断熱性能などを高め二酸化炭素排出量を抑えた住宅です。

・ZEH水準省エネ住宅
ZEHとは「ネットゼロエネルギーハウス」の略称で、断熱性能と省エネ設備を備え、家で使うエネルギーを実質ゼロにする住宅のことです。

・省エネ基準適合住宅
省エネ基準適合住宅とは、現行の住宅性能表示の省エネ基準が定める断熱等級4以上、かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅のことです。

●その他の条件

住宅ローン控除を受ける主な条件には、以下のようなものがあります。

・年収2,000万円以下
・家の床面積50㎡以上
(令和5年までに建築確認を受けたものは、年収1,000万円以下条件として40㎡以上に緩和)
・店舗併用住宅では床面積の2分の1以上が居住用

実際にはこれ以外にも、満たすべきいくつかの条件があります。
自分の計画は条件に当てはまるのか、具体的にどれくらいの控除が受けられるのか気になる方は、ぜひお気軽にフィオレハウス販売窓口のライフコミュニティにご相談ください。
お客様の住宅購入のご希望に合わせた、適切な住宅ローン控除のアドバイスをさせていただきます。

CATEGORIES : 住まいのノウハウ