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2025.07.24
【夏休み企画】わが子の成長に合わせて進化する!巣立ちまで使える子ども部屋づくりのヒント
こんにちは、ブルーム分譲住宅事業部の佐々木です。
子どもの成長にともない、必要な空間や環境は大きく変化していきます。
幼い頃は家族と過ごす時間が中心ですが、思春期を迎える頃には、一人で過ごせるプライベートな空間を求めるようになるものです。

今回は、夏休み特別企画として、子ども部屋づくりのポイントをご紹介。
お子様の成長に応じて柔軟に対応できる間取りの工夫や、成長段階ごとに意識したい注意点について解説します。
●フレキシブルな間取りで将来に備える

お子様の成長に対応できる住まいを実現するには、可変性を意識した間取りを計画しておくことが大切です。
たとえば、幼いうちは広めの一室を兄弟姉妹で共有し、成長に応じて仕切りを設けて個室として使えるようにしておくと便利。

扉やクローゼットをあらかじめ2つずつ設置しておけば、後から間仕切り壁や収納家具を使って、手軽に二部屋に分けることができます。
●成長段階別、子ども部屋づくりのポイント
お子様の成長に応じて、どのような点に注意して子ども部屋をつくればよいのか、具体的なポイントを見ていきましょう。
・乳幼児期(0歳〜未就学児)
目が離せない乳幼児期は、安全面への配慮と、親子のふれあいを大切にした空間づくりが大切です。

リビングの一角や隣接する和室など、家事をしながら見守れる場所に遊び場を設けるのが理想的。
お子様にとっては「見守られている」という安心感につながり、親にとっても昼寝やおむつ替えなどのお世話がしやすくなります。
また、おもちゃの収納にも工夫をしましょう。高さの低い収納や、棚の下段を子ども用にすれば、自分で出し入れしやすくなり、自然に片付けの習慣が身についていきます。
・学童期(小学校入学〜)
小学校に入ると、学習に集中できる環境が必要になります。
とはいえ、まだ親との関わりも大切な時期。

リビングやダイニングの一角にカウンターを設けて学習スペースにすれば、目が届きやすく、お子様の自立を促す環境づくりもできます。
教科書や文房具、習い事の道具などの持ち物が増える時期でもあるため、十分な収納の確保も大切です。
・思春期(中学生〜)
思春期になると、子ども部屋は、趣味や友人との時間を過ごす「自分だけの落ち着ける場所」としての役割が強まります。
一方で、個室にこもりがちになり、家族との会話が減ってしまう可能性があるため、コミュニケーションを保つ工夫も大切です。

たとえば、リビング階段を採用すれば、外出・帰宅時に自然と顔を合わせやすくなります。
また、室内窓を設けてお互いの気配が感じられるようにするのも、家族のつながりを保つ方法の一つです。
夏休みは、家族で過ごす時間が増える時期。
この機会に、お子様の成長にしっかり向き合いながら、将来までを見据えた住まいづくりを検討してみてはいかがでしょうか。
今回紹介したアイデアを、子ども部屋のプランニングにぜひ取り入れてみてくださいね。
CATEGORIES : 家づくりのこだわり





