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2025.12.04

ベランダ・バルコニーのない家が急増中って知ってる?メリットとデメリットを検証

こんにちは、ブルーム分譲住宅事業部の佐々木です。

マイホームを計画するとき、「洗濯物や布団を干すために、日当たりの良いベランダやバルコニーは必須!」と考えるのが、これまでの常識でした。
しかし最近、共働きファミリーを中心に、あえて「ベランダ・バルコニーのない家」を選ぶ方が増えているのをご存知でしょうか?

今回は、そんな新しい家づくりのトレンドについて、メリットとデメリットを詳しく検証していきます。

●なぜ?「ベランダ・バルコニーなし」が選ばれる理由

この変化の背景には、私たちのライフスタイルの変化があります。
共働き世帯が増え、日中に洗濯物を取り込むのが難しくなったり、天気予報を気にしながら洗濯するのを負担に感じたりする方が増えました。
また、衣類乾燥機や浴室換気乾燥機の性能が向上したことで、「洗う→乾かす→しまう」までを室内で完結させるスタイルが主流になりつつあります。
花粉やPM2.5、突然の雨などを気にせず洗濯できるのも、室内干しの大きなメリットです。

●ベランダ・バルコニーをなくす5つのメリット

「でも、本当にベランダがなくて大丈夫?」と思いますよね。
実は、なくすことで得られるメリットはたくさんあるんです。

・ 居住スペースが広くなる

ベランダに割いていたスペースを、そのまま室内に取り込めます。
例えば、2階の寝室を広くしたり、ウォークインクローゼットや書斎スペースを設けたりと、間取りの可能性がグッと広がります。

・メンテナンス費用を削減できる
ベランダやバルコニーは、雨漏りを防ぐために10年~15年周期での防水メンテナンスが不可欠です。
この費用が将来的にかからないのは、長期的に見て大きなコスト削減に繋がります。

・家事動線がスムーズになる

ベランダの代わりに広めのランドリールームを設ければ、洗濯家事が一か所で完結。
重い洗濯カゴを持って階段を上り下りする必要もなくなり、日々の家事負担を大幅に軽減できます。

・設計の自由度が高まる
「南側にベランダを」という固定観念がなくなるため、窓の配置や部屋のレイアウトをより自由に計画できます。
近年の酷暑により、あえて南側の窓を小さくして室温上昇を抑えるなど、立地や環境に合わせた設計ができるようになる点もメリットです。

・防犯性が向上する
2階のベランダは、実は空き巣などの侵入経路になりやすい場所の一つ。
ベランダをなくすことで、防犯面での安心感も高まります。

●後悔しないための注意点

もちろん、デメリットや検討すべき点もあります。
布団やシーツといった大きなものを干す場所をどうするか、エアコンの室外機の設置場所をどこにするか、といった点は事前に計画しておく必要があります
洗濯物を干すスペースを庭に確保したり、壁付けの物干し竿受けを設置したりといった対策をしておきましょう。

大切なのは、ご家族の現在の、そして将来にわたるライフスタイルをしっかりと見据えること
「当たり前だから」ではなく、「我が家にとって本当に必要か?」を考えてみることが、後悔しない家づくりの第一歩です。
建売住宅ではまだベランダ付きが一般的ですが、その点、フィオレハウスの自由設計なら、お客様一人ひとりのご要望に柔軟にお応えできます
「ベランダをなくして部屋を広くしたい」「理想のランドリールームをつくりたい」といったご希望も、ぜひ私たちにご相談ください。

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