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2025.11.18

住宅ローンは金利だけじゃない!賢い選び方で総返済額を大きく減らす

こんにちは、フィオレハウスシリーズ販売窓口の「たかちゃん」こと高岡です。

マイホーム購入の際に、ほとんどの方が利用する住宅ローン。
「少しでもお得に…」と考え、金利の低さばかりに注目してしまいがちですが、実はそれが思わぬ落とし穴になることも。
金利の数字だけを見て決めてしまうと、最終的な総返済額で損をしてしまう可能性があるのです。

今回は、住宅ローンの総返済額を大きく左右する、金利以外の見落としがちなポイントと賢い選び方について解説します。

1. 金融機関によって大きく異なる「事務手数料」

住宅ローンを契約する際には、金融機関に「事務手数料」を支払う必要があります。
これは、ローンの手続きにかかる費用で、主に「定額型」と「定率型」の2種類があります。

・定額型/借入額にかかわらず、3万円~10万円程度と金額が固定されているタイプ。
・定率型/「借入額の2.2%」のように、借入額に応じて金額が決まるタイプ。

例えば、3,000万円を借り入れる場合、定率型だと66万円もの手数料がかかるケースもあります。
一般的に、ネット銀行は金利が低い代わりに定率型の手数料、メガバンクなどは金利がやや高い代わりに定額型の手数料、という傾向があります。
金利の低さだけで選ぶと、この初期費用の大きさに見合わない可能性もあるため、必ず確認しましょう。

2.支払い方法が選べる「保証料」
保証料とは、万が一ローンの返済が困難になった場合に、返済を肩代わりしてくれる保証会社に支払う費用のことです。
この保証料も、支払い方法が金融機関によって異なります。

・一括前払い型/契約時に数十万円~百万円単位の保証料をまとめて支払う方法。
・金利上乗せ型/保証料を支払う代わりに、ローンの金利に0.2%程度上乗せする方法。

初期費用を抑えたい場合は金利上乗せ型が魅力的ですが、長期間で考えると総返済額は一括前払い型の方が少なくなることがほとんどです。
「保証料0円」をうたう金融機関もありますが、その分、事務手数料が高く設定されているケースも多いため、注意が必要です。

3.金利に含まれる?別途必要?「団体信用生命保険(団信)」

団体信用生命保険(団信)は、契約者に万が一のことがあった場合に、ローンの残債が保険金で支払われる仕組みです。
ほとんどの民間金融機関では加入が必須で、保険料は金利に含まれていることが一般的です。
しかし、「フラット35」のように、団信への加入が任意で、加入する場合は保険料(特約料)を別途支払う必要があるローンもあります。
また、がんや三大疾病などの保障を手厚くすると、その分金利が上乗せされるプランも増えています。
ご自身の健康状態や家族構成に合わせて、どのような保障が必要かを考えることも、ローン選びの重要な要素です。

●総支払額とライフプランで総合的に判断しよう

住宅ローンを選ぶ際は、表面的な金利の数字だけでなく、
・事務手数料
・保証料
・団体信用生命保険
といった諸費用を含めた「総支払額」で比較することが鉄則です。

また、変動金利か固定金利かといった金利タイプも、ご自身のライフプランや将来の収入見通しと合わせて慎重に選ぶ必要があります。
少し手間はかかりますが、複数の金融機関から見積もりを取り、諸費用を含めた総返済額をシミュレーションすることで、何百万円もの差が生まれることもあります
賢いローン選びで、無理なく安心して理想のマイホームを手に入れましょう。

住宅ローン選びで不安や迷いがある場合は、ぜひ販売担当の高岡までご相談ください!

CATEGORIES : 住まいのノウハウ