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2023.08.08

悪条件の土地でも検討してみる価値はあるかも!「難あり」の土地のデメリット解消法

こんにちは、フィオレハウスシリーズ販売窓口の「たかちゃん」こと高岡です。

土地探しをしていると、日当たりや形状から、家を建てるのに不向きな「難あり」といわれる土地に出会うことがあります。

ついつい避けてしまいがちな難ありの土地ですが、相場よりも安く買えるなどのメリットもあります。
工夫次第ではデメリットを解消できることもあるため、気になるときは一度検討してみるのがおすすめです。
今回は、難ありの土地の種類ごとのデメリットと、デメリットの解消方法を解説します。

●北側道路の土地

北側道路の土地は、道路が北側にあるため日当たりが悪いのが特徴です。
日当たりが悪いと家の中が暗い、寒い、湿気がたまりやすいなどのデメリットが発生します。
デメリットを解消するには、リビングなどの生活空間を南側に配置し、トイレや浴室などの水回りは北側に集中させる方法があります。
隣地と距離を取れば換気がしやすくなり、家の中も隣から見られにくくなります。

●前面道路が狭い土地

前面道路の幅員が4m未満ならセットバックが必要になります。
セットバックとは、道路の幅員が将来的に4m以上になるように、建て替えする際には、道路の中心線から互いに2m後退した位置までしか建物を建ててはいけないという規則のこと。
また、道路が狭いことで駐車がしにくい、車種によっては駐車ができないなどのデメリットがあります。
しかし、車に乗らない、車を持たない方であれば、そもそも駐車しにくい点はデメリットになりません。
前面道路が狭い土地は価格が低めに設定されているため、場合によっては大変お買い得になります。

●変形地

変形地とは、いびつな形をした土地のことです。
一般的な土地が正方形や長方形であるのに対して、変形地は三角形や台形などの形をしていたり、土地に高低差があったりします。
変形地は設計や建築がしにくく間取りが決めにくいというデメリットがあり、ハウスメーカーによっては規格外として家が建てられない場合もあります。

しかし一方で、変形地は整形された土地より売れにくいことから資産価値が低く、土地価格が安いのがメリット。
ある程度広さのある変形地なら、間取りを工夫することで十分暮らしやすい家を建てることも可能です。
たとえば凹凸部分は窓を設置して風の通り道にする、空間を仕切らずワンフロアにするなど、土地の形や高低差を活かして家づくりをする方法があります。

●旗竿地

旗竿地とは、変形地の一種で、細い道の先にまとまった敷地のある形状の土地です。
土地を真上から見た時の形状が旗の付いた竿に見えるため、旗竿地と呼ばれています。
旗竿地は車の出し入れがしにくい、周囲が他の建物に囲まれているため採光が取りにくい、室内が見られやすい点がデメリットです。
但し、2階リビングの間取りにすることで、日当たりとプライバシーを確保できます。
細い道を駐車場にすれば車が出入りしやすく、建物のスペースも確保できます。

難ありの土地のデメリットと解消法を解説しました。
一見、悪条件と思える土地でも、工夫次第で快適な住まいを作ることは可能です。
土地探しでお悩みの際は、ぜひブルームへご相談ください。

CATEGORIES : 住まいのノウハウ