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2025.05.08
「スぺパ」で賢く家づくり!後悔しない間取りの考え方
こんにちは、ブルーム分譲住宅事業部の佐々木です。
限られた居住空間の中で、心地よい理想の住まいを実現するために欠かせない「スペースパフォーマンス」という考え方をご存じでしょうか。
空間対効果を意味する言葉で、通称「スぺパ」と呼ばれます。
「コスパ」「タイパ」に続いて新たに誕生したワードです。

限られた空間を最大限に活かすことで、日々の暮らしやすさはもちろん、経済的なメリットも生まれます。
今回は、家づくりに役立つスペパのアイデアをご紹介します!
●デッドスペースの活用
空間の利用効率(スペパ)を高めるには、無駄な空間を極力なくすことが大切です。

たとえば、デッドスペースになりがちな階段下のスペース。
居室側に少しスペースを張り出させて、憧れのウォークインクローゼットに!

階段下が玄関になった場合は、土間収納をつくるのもおすすめです。
天井付近に傾斜のある、一見使いにくそうな空間ですが、収納するものに合わせて高さの変えられる可動式の棚を設置すれば、しっかり収納スペースを確保できます。
●壁面の活用
廊下だって、ただの通り道ではありません。

壁一面に造作の本棚を設えれば、そこはまるでプライベートライブラリー。
お気に入りの本に囲まれる、心豊かな空間が生まれます。

廊下に設けた収納の下を、ペット用のトイレスペースにするアイデア。
シンデレラフィットするこもり感のある空間だから、ネコちゃんも落ち着いてトイレができそうです。

玄関の壁一面に有孔ボードを取り付ければ、あっという間に収納スペースに大変身。
鍵や帽子といった小物を見せる収納としてスマートに整理整頓するアイデアは、まさにスペパのお手本です。
●回遊性のある動線

キッチンや洗面室を通り抜けられる回遊動線は、廊下などの移動のためだけの空間を削減し、住まいのスペパを向上させるアイデアのひとつ。
壁や間仕切りをできるだけ減らせば、実際の広さ以上の開放感が味わえます。
●可変性のある間取り

将来の変化に柔軟に対応できる可変性のある間取りは、住まいのスペース効率を最大限に高めます。
例えば、広めの個室に照明や収納などを2つずつ用意しておけば、お子様が小さいうちはキッズペースとして広々使え、成長後は間仕切り壁を設置するだけで、簡単に2つの個室にできます。
お子様が独立した後も、その空間は夫婦それぞれの個室にしたり、趣味室やワークスペースにしたりと無駄なく活用でき、長期的に高いスペパを維持できます。
スペースパフォーマンスを高める間取りを採り入れると、無駄のない、そして長く心地よく暮らせるマイホームになります。
あなたの理想の暮らしに合わせて、賢く間取りをプランニングしましょう。
CATEGORIES : 住まいのノウハウ